不撓不屈 ~藤枝MYFCJ1昇格への道のり~ 

サッカー大好き人間のとある男が綴る観戦日記。

【戦評】藤枝MYFC vs ツエーゲン金沢

 前節ベガルタ仙台戦に勝利し、6位✨に浮上したMYFC。今節迎え撃つは11位のツエーゲン金沢。通算対戦成績は0勝1分け2敗と一度も勝ったことのない強敵である。加えて得点数は藤枝がリーグトップの21得点に対し、金沢はリーグ3位の17得点。どちらも攻撃力抜群のチーム通しの対戦とあって非常に楽しみな一戦だった。

スターティングラインナップ

フォーメーション図

 先発は前節から2人入れ替えた。怪我をした岩渕に変わり、藤枝東高校出身平尾拳士朗が、小笠原に変わり久富がスタメン入りした。開幕戦スタメン入り、けがから久しぶりの復帰の大曾根がベンチ入り。前節に引き続きアンデルソンもベンチ入り。注目が集まった。

 対する金沢はフラットな4-4-2。注目はGKの白井。1試合の平均セーブ数はなんとリーグ1位の4.7。藤枝は果たしてこの牙城を崩せたのか。ベンチには元日本代表豊田陽平。高さと前線からの守備が特徴のストライカー。泥臭いプレーもいとわず、チームの為に走れるアタッカーである。藤枝は高さのある選手にやられるシーンが多く、要警戒選手である。

 

いざキックオフ!

 前半10分こぼれ球を拾ったキャプテン杉田が迷わずミドルシュート。これがネットを突き刺し、幸先よく藤枝が先制する。杉田にゴールが生まれたのはチームとしても非常に大きい。ああいったゴールの隅に突き刺すシュートは、キーパーもお手上げである。まさに元阪神藤川の火の玉ストレートのようにホップするボールだった。いわゆる「ゴラッソ」。ボールに重心がのるとはまさにこのシュートである。

 

 その後藤枝はチャンスを作りながら決められず、徐々に攻め込まれると21分警戒していた3バック脇のスペース鈴木の背後をとられ、川島がうまく対応するも折り返され、スルーからの金沢加藤の同点ゴール。この試合幾度となく鈴木の背後をとられカウンターをくらうシーンが多くあった。次節に向けて早急に改善が必要な点である。

 

 後半から矢村、アンデルソンを投入しギアをあげたいところだったが、お互いチャンスを多く作りながらも決められず試合終了。AWAYで貴重な勝ち点1をもぎ取った。ただ多くチャンスを作れていただけに決定力不足が露呈した試合にもなった。

 

全体を通しての感想と次節に向けて

 攻撃面はワンタッチパスを使い効果的な攻撃ができていたと思う。ただ、比較的ロングボールが多くなってしまったと感じた。須藤監督のサッカーは下から丁寧に繋ぎながら相手ゴールに迫るサッカーを描いているため、今日は良い出来ではないだろう。

 守備は特に3バックの脇のスペース、鈴木の裏を使われすぎた。そこにボランチを一枚落とすのか、ウイングバックを落とすのか、チームとして明確にする必要があると感じた。

 

 次節は5月3日ホーム大分戦。GWの中日で多くの家族連れの来場も予想される。チーム一丸、一体感をもってホームで必ず勝ちをもぎ取ろう!!!

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